こんにちは。名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です!
朝晩の冷え込みが増してきましたが、みなさんどうお過ごしでしょうか?
さてみなさん、適切な口腔ケア用品を使い正しいブラッシングができていますか?
正しいブラッシングをすることで、誤嚥性肺炎予防にもなります。
適切な口腔ケア用品の選択と使用
たとえば、歯ブラシは毛先が柔らかく、奥歯まで届きやすい形状のものを選びます。また、歯間ブラシや舌クリーナーなどの補助的な用具も効果的です。これらの用具を使用することで、通常の歯磨きでは取り除けない部分の細菌も除去することができます。
まず、歯ブラシは柔らかめの毛で、握りやすい太めの柄のものを選びましょう。これは手先の細かい動きが難しくなる高齢期には特に重要な配慮点です。
歯磨きの際は、歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシを当て、小刻みに振動させるように動かします。強い力でこすると歯ぐきを傷つける可能性があるため、力の入れ具合には特に注意が必要です。
一カ所につき10-20回程度のブラッシングを心がけ、奥歯から順番に丁寧に磨いていきましょう。
補助的な口腔ケア用品の活用方法
歯間ブラシや部分ブラシ、デンタルフロスなどの補助的な口腔ケア用品も、効果的な口腔ケアには欠かせません。特に、入れ歯を使用している方は、専用のブラシや洗浄剤を使用することで、より衛生的な口腔環境を保つことができます。
スポンジブラシは、自力での歯磨きが難しい方の口腔ケアに有効です。特に寝たきりの方の場合、水を使わずに清掃できる口腔ケアシートなども活用できます。これらの道具を状況に応じて適切に選択することで、より効果的な口腔ケアが可能になります。
高齢者の歯磨きは、単なる日課ではなく、健康的な生活を送るための大切な基盤です。
特に誤嚥性肺炎の予防において、適切な口腔ケアは欠かせません。自立している方も介助が必要な方も、その人に合った方法で丁寧なケアを続けることが大切です。
楽しく、無理のない口腔ケアを心がけていきましょう!



