名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院の大矢浩登です。
先日、当院の副院長の田口先生と、貝沼技工士のラボで研修を受けて来ました。
貝沼技工士は、当院の超精密義歯の製作をお願いしている技工士です。
愛知県歯科技工士大会で、一位を獲得した実績や、
世界コンテストでも上位10位内に入られた輝かしい実績の持ち主です。
多分、日本で一番の入れ歯の技工士かと思います。
じゃあ、そのラボで何を学びに行ったのか、、というと、
総入れ歯の人工歯の排列の実習をしに行って来ました。
以前から、貝沼さんから、
総入れ歯の人工歯の排列は経験しておくべき、、と言われていたので、
今回、副院長の勉強も兼ねて学びに行きました。
この排列実習は得るものがあり過ぎるほどの学びがありました!
頭では分かっていた排列、、やると見るのとでは大違い!
そして、貝沼さんの長い経験から得た総入れ歯の人工歯の噛み合わせの調整方法のコツ!
教科書には絶対書いていない内容です。
得るものがあり過ぎるほどのボリュームで、充実した一日となりました。
学びが多いため消化不良になるといけないので、全て動画で録画の許可を頂き、
次の日に、他の代診の先生も含めて緊急ミーティングをして動画で学びの再確認をしました。
最近では、ややもすると若い先生方にとっつきやすいように、
企業側から規格化された総入れ歯作製法が多い中、経験に裏付けされた理論から来る
微調整は学びにくくなりつつあります。
とても貴重な時間でした。
明日から更に、超精密義歯の臨床に活かして、患者さんに本当に噛める義歯を提供したいと思います。