みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は歯ブラシの硬さや強さについて簡単にお話しようと思います!
ここで先に言っておきたいことは「1日の汚れはその日の夜にしっかり磨けば、やわらかめで十分きれいになる」ということです。夜しっかり磨けば、まだそれほど硬くなっていない汚れはやわらかめでしっかり落とすことができます。反対に言うと、朝・昼・夜すべて適当に磨いて磨き残しが残ったままになると、汚れが硬くなってしまいます。こうなると、「やわらかめ」ではなかなか落としにくくなるのです。
「歯茎を無駄に傷つけて歯茎が下がる」「磨きすぎて歯の質が薄くなる」これらのことを考えると、私たちは「やわらかめ」~「ふつう」をおすすめしたいと思います。
「やわらかめ」~「ふつう」でなおかつ毛先が細いものがいいです。理由は毛先が歯の間や、歯茎の際にしっかり入り込むため、よりきれいなブラッシングができます。
「硬め」が決してダメというわけではありませんが、「硬め」を使っている人は「これで強く磨くと、気持ちがいい、磨けている感じがする」とおっしゃる人がいます。そういう方は大抵、歯ブラシが強すぎて歯茎が下がっていたり、知覚過敏を起こしやすくなっているパターンが多いです。
ここでもう一つお伝えしたいのは「歯ブラシの強さ」です。「硬め」を使っているのに、歯ブラシの毛がが数週間で広がってしまう人はかなり力が強すぎます。ベストな強さは「爪を押したときに少し爪が白くなるくらい」の強さです。一般的な歯ブラシは1カ月は持つと言われていますので、それよりも短い期間で広がってしまう人は強いと思ってください。
どの硬さや強さでも共通して言えることは、「歯ブラシが正しく歯にあたっているか」ということです。「硬さ」や「強さ」にこだわったのに、歯ブラシの当て方が間違っていれば元も子もありません。正しいブラッシングをすることは、歯を長持ちさせるためのもっとも簡単で身近な方法です!「自分はあっているのかな?」と疑問に思った時は、定期健診に来て、聞いてみてください♪