こんにちは(^^)
瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です!
3月に入って寒い日が続いていますが、体調崩されていないでしょうか。
予防についてお話ししようと思います。
みなさんは、「ステファンカーブ」という言葉をご存知でしょうか。
ステファンカーブとは、口の中のpHの上下をグラフに表したものです。
お口の中では、このpHの値の変化で「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
お口の中に糖分が入ると、口の中が酸性になります。
歯が溶け出すpH(臨界pH5.5)にまで低下すると、エナメル質から歯の成分であるカルシウムやリンが溶け出していきます。
この流れを「脱灰」と呼びます。
その後、時間が経つにつれて、だ液の働きによってpHは元に戻り、溶け出した歯の成分は元に戻ります。これを「再石灰化」と呼びます。
お口の中では食事やおやつのたびに、「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
このお口の中の繰り返しを表したものを、「ステファンカーブ」といいます。
これを毎日の生活に当てはめてみると、、
上の図を見てもらうとわかるように、
食事やおやつを時間を決めずにダラダラ食べてしまうと、お口の中のpHが低いままとなってしまい、
歯の再石灰化をする時間がなくなります。
そして、歯が溶かされてしまい、穴が空いてしまいます。
そのため、ダラダラ食べたり飲んだり、頻繁におやつを食べることは控えてましょう!
また、食べた後は歯みがきなどでお口の中をきれいにすることで、歯の再石灰化を促進させていきましょう。