みなさんこんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です(^_^)
じめじめとした空気が続き蒸し暑さが多い毎日ですが、みなさま体調など崩されてないでしょうか?
さて、今回は摂食嚥下障害についてお話していきます。
「摂食嚥下障害」とは噛んだり飲み込んだりする力が弱くなり、飲み込みにくい、飲み込めない、食べ物がつかえる、むせるなど食べること・飲むことがうまくできなくなる状態をいいます。
原因はさまざまあり、
・脳卒中などの後遺症による感覚麻痺や運動障害により、舌やのどがうまく機能しない
・加齢による唾液分泌量の低下
・舌やのどの筋力の低下
・歯がなくなったり入れ歯が合わないなど咀嚼能力の低下
などがあります。
摂食嚥下障害が原因で起こる問題として、窒息、低栄養、脱水などがありますが、1番耳にすることが多いのは「誤嚥性肺炎」です。
誤嚥性肺炎は、食べ物が食道ではなく気管に入ってしまった場合、通常はせき込んで(むせて)気管から出す反射機能が働きますが、上記の原因などで反射機能が鈍ってしまうと気管に入りこんでしまった食べ物を出すことができずに肺炎を起こすこととがあります。
誤嚥性肺炎はお口の中に存在している細菌が原因であることが多いとされているので、お口の中が十分清潔に保たれていない場合肺炎の原因となる細菌がますます繁殖し、発症するリスクが高まります。
リスクを下げるためにお口の中のおそうじや、おうちでのセルフケアのやり方を聞きに歯科へと定期的に通ってください。
また、舌やのどの筋力を上げるトレーニング方法もあるので、気になる方はスタッフにお声がけください。