こんにちは。瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
みなさまGWはどうお過ごしでしたか?
新年度や新学期が始まってから1ヶ月ほど経ち生活にも慣れてきた頃ではないでしょうか。また、溜まった疲れがどっと押し寄せ五月病になってしまった方もいるのではないでしょうか。
五月病のこの時期は、食欲不振や倦怠感に襲われ、身体の抵抗力も落ちてきます。
そんな五月病は、お口の健康にも大きく影響してきます。
また、ストレスによる歯ぎしりや食いしばりによって、歯周病の症状が悪化する可能性もあります。
歯周病
五月病は歯周病とも深い関係があります。体調が優れない時は唾液の分泌も少なくなり、それに伴い歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気ですから、からだが弱っているこの時期に感染も進みやすくなってきます。
歯ぎしり・食いしばり
五月病による体調不良は、自律神経の乱れが関係しているといわれ、自律神経が乱れると私たちはストレスを感じやすくなります。
そのストレスによる症状のひとつが「歯ぎしり」です。
歯ぎしりによって健康的な歯が一時的に横方向に揺らされてしまった場合、歯に負担がかかってダメージを与えてしまいます。
ストレスで神経も過敏な状態になるので、痛みを生じる場合も考えられます。
ストレスによる症状のもう一つが「食いしばり」です。特に睡眠中無意識にしていることが多くなります。歯に過剰な力が加わることで、噛み合わせが悪くなる上に、エナメル質が摩耗されて知覚過敏を引き起こしてしまう場合もあります。
さらに噛み合わせが悪くなると、そのせいでまたストレスを招くという悪循環に陥る事もあります。
黄ばみ・汚れ着色
ストレスで唾液の分泌量が低下すると歯の色にも悪影響を及ぼすことがあります。
唾液の力が弱まることで口腔内の洗浄作用が低下し、細菌が増殖するので歯の表面に汚れが付着しやすくなるのです。
五月病のダメージを受けない健康な口内環境をつくるために大切なこととは?
よく噛んで食べる
口腔内の洗浄作用に大きく影響するのは唾液です。よく噛んで食べることによって唾液の分泌を促進することができます。
丁寧な歯磨き
毎日丁寧な歯磨きをし、フロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間のケアも行っていきましょう。
また定期的に歯科医院でクリーニングをうけましょう。