みなさんこんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です^^
1月も終わりに近づき、寒さが身に染みる日が続いていますが皆さま体調など崩してはいないでしょうか。
室内との気温差も激しくなるため、お気を付け下さい。
さて、今回は『酸』についてお話ししたいと思います。
まず歯が溶ける原因として
1.う蝕(虫歯):細菌によって作られた酸によって歯が溶ける
2.酸蝕(酸蝕症):細菌由来ではない酸が直接歯を溶かす
私たちが普段食べたり飲んだりしている物には酸が含まれているものがたくさんあり、それらの飲食物や
薬剤や胃液などに含まれる酸が直接歯に触れることでも歯は溶けてしまうことがあります。
通常お口の中は中性(pH7.0)で、歯の表面はpH5.5以下になると溶け出します。
表を診てもらって分かるように、pHの低い(酸性の強い)飲み物や食べ物はとても多いです。
これらを習慣的に摂っていると酸蝕症になります。
また、酸の中でもクエン酸やリン酸は特に歯を溶かす力が強いので注意が必要です。
(原材料の表示には、酸味料と書かれている場合もあります。)
歯をよく磨いていて、甘いものも食べないのに虫歯がよく出来てしまう方は、
健康や美容のために摂取している物に含まれる酸や糖により歯が溶けているかもしれません。
虫歯のリスクが高くなる『酸』や『糖』の食べ物、飲み物はたまに口にする程度は問題ありませんが、
出来るだけ避けて虫歯のリスクを減らしていきましょう。