皆さんこんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です
気付けば今年も残りわずかとなりました。
空気も乾燥しております、お風邪をひかれませんようご留意ください。
さて、本日は上手く飲み込めなかった場合に起こる「ムセ」について、お話していきます。
「ムセ」は嚥下機能が低下してきたサイン、誤嚥に繋がるものと思っている方もいるかと思います。
間違いではありませんが、高齢者でなくとも食事の際にむせることはあります。
しっかりむせることが出来ると、気管に入ってしまった飲食物を外に出すことが出来るため、
ムセ=誤嚥性肺炎のリスクが高い、というわけではありません。
強くむせる力がある方は、まだ誤嚥への抵抗が強く元気な方なので、慌てなくても大丈夫な方もいます。
ただし、下記の「ムセ」には注意してください。
①飲食の際、ほぼ毎回むせる
②むせこみの時間が長い
③むせこみの力が弱い
④食べていない時にも、むせることが増えた
※特に④は注意です!唾液でむせている可能性があり、嚥下機能が低下しています。

「私はどうかな?」と気になる方がいましたら、
外来診療・訪問診療ともに嚥下評価を実施していますので、スタッフまでお声かけください。