皆さんこんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です
ようやく春の気配が濃くなってまいりましたが、いよいよ花粉の季節の到来です。
花粉症の方は無理せずお体を大切になさってください。
さて本日は、話す力についてお話しさせていただきます。
ご家族に「昨日のご飯は何だった?」と聞いてみると、すっと言葉が出てこないことがあるかもしれません。
そんな小さな変化が、実はお口の健康と深く関わっていることをご存じでしょうか?
「話す」ために必要な口の機能とは?
私たちがスムーズに会話をするためには、たくさんの器官が連携して働く必要があります。
つまり、「話す」という行為は、単に脳からの命令だけでなく、口腔全体の健康が支えているのです。
歯…はっきり発音をするために不可欠です。前歯がないと、特にサ行・タ行などは発音しづらくなります。
舌…言葉を正確に作ることを助けます。舌の動きが悪くなると、ろれつが回らなくなります。
唇…パ行・バ行など、唇を閉じる音の発音に重要です。
顎…顎を使った口の開け閉めがうまくいかないと、滑らかな会話が難しくなります。
訪問歯科ができる「話す力」へのアプローチ
コミュニケーションの質を支えるために下記のような対応を行っています。
義歯の調整・作り替え
入れ歯が合わないと発音が難しくなってしまいます。特に「さしすせそ」が言いづらくなることが多く、会話の明瞭さに影響します。調整や製作によって話しやすさの改善が期待できます。
舌の動きと筋力をチェック
嚥下機能と同様、舌の動きは「話す力」にも関係します。訪問時には、舌圧検査を通して、会話の土台を確認することもあります。
お口の清掃による環境改善
口の中が汚れていたり、乾燥していたりすると、話すこと自体が億劫になります。定期的な口腔ケアで快適な状態を保つことが、話す意欲にもつながります。
訪問歯科=食べることの支援というイメージが強いかもしれませんが、実は話す力を守ることも大切な使命の一つです。
最近声が小さくなった、聞き取りづらくなったと感じたら、それは口からのSOSかもしれません。定期的な口腔ケアとチェックを通して、話す力の低下に早く気づくことができます。
自分の言葉で思いを伝えることは、コミュニケーションの基本であり、QOLにも影響を及ぼします。訪問歯科は、患者様の話す力を支えるために、日々さまざまな工夫をしながら現場に伺っています。
「食べる」も「話す」も、どちらも人生の大切な営みです。
これからも、お口の健康から患者さんの生きる力を支えていきたいと思います。




