みなさん、こんにちは。
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
当院では現在コロナウイルスの影響により、現状予約の患者様の治療を優先させて頂いております。
緊急性のない治療に関しましては、予約を先延ばしにさせて頂いております。
ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
名古屋市 瑞穂区 オオヤ歯科医院のスタッフブログ
by oya-dental
みなさん、こんにちは。
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
当院では現在コロナウイルスの影響により、現状予約の患者様の治療を優先させて頂いております。
緊急性のない治療に関しましては、予約を先延ばしにさせて頂いております。
ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
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皆さんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は歯石についてお話しようと思います!
皆さんは、歯石が出来てしまう理由はご存じでしょうか?歯石は、磨き残し(歯垢)が石灰化してしまったものです。磨き残しがあると、唾液に含まれているカルシウムが歯垢を石灰化させてしまい、歯ブラシでは除去できなくなってしまいます。
歯石自体には病原性はなく、細菌は死んでしまっています。しかし、歯石は表面がざらざらしているため、細菌が非常に付きやすく、口腔内を悪い環境にしてしまう原因になります。歯石はどんどん広がっていき、そのまま放置すると、歯茎の下、つまり歯の根っこにまで歯石が広がり、除去するには時間が非常にかかります。歯の間に溜めたままだと、歯の間に虫歯も作りやすくなります。
歯茎の下には歯周病菌が潜んでいます。歯石が歯茎の下に広がるということは、歯周病菌が住みやすく、増加しやすい環境を作っていることになるのです。
特に歯石が付きやすい部分は、下の前歯の歯と歯の間です。理由は、唾液が出てくる場所が舌の裏側にあるため、下の前歯の裏側は唾液にさらされている時間が他の歯よりも長く、最初に言った通り、唾液のカルシウムが歯垢を石灰化させるためです。
こんな経験をされたことがある方がいるのではないでしょうか?
久しぶりに歯医者に行って、歯石を取ってもらったら「なんだか歯の間の隙間がすごく広くなった気がする、冷たいものがしみる気がする」こんな風に感じたことはないですか?
これは、本来歯の間にあるべき隙間に歯石がびっちり詰まっていたために起きることです。また冷たいものを感じやすくなるのも、歯を覆っていた歯石を除去したため、久しぶりに歯の表面が出てきたことで、温度が感じやすくなったためです。人間も寒い場所で上着を脱いだら肌が寒く感じますよね?それと同じことです。
ですから、「歯石を長い期間放置してる=ずっと汚れた服を着ている」ということです。皮膚が赤く炎症を起こすことと同じで、歯茎も赤く炎症を起こすのです。
歯石は除去しても3か月ほどたてば、また付着してきます。歯ブラシとフロスや歯間ブラシなどできれいにしても、ほんとに細かな部分はすべて取り切れないのが現実です。
定期健診では、お家で取れない細かな汚れをきれいにして口腔内を守っていく役割があります。「痛くないから歯医者に行く必要はない」ではなく、「痛くなる前に歯医者にいき、予防しよう」という考え方にしてみてください!これだけで、将来残る歯の本数は増えていくと思います!
コロナウイルスで今は自粛モードが漂っております。体調が悪い方、発熱症状があるかた、咳や息苦しさがある方は、「帰国者・相談センター」や各区保健センターへ連絡をすることをおすすめします。
当院へいらっしゃる時も、体を第一に考えて無理のないようにお願いいたします。
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!
今日はメタルタトゥーについてお話しようと思います!
皆さんはメタルタトゥーをご存じでしょうか?メタルタトゥーとは、銀歯や金属の土台が入っている部分の歯茎の際が、少し黒ずんでいることを言います。皆さんは見たことがありますか?
メタルタトゥーは、金属イオンが時間の経過とともに溶けだし、それが歯茎に沈着して起こります。一度起きてしまうと、歯茎の中に浸透しているため、簡単には除去できないと言われています。
保険内で治療をすると、どうしても銀歯か内面が金属で外側がプラスチックの前装冠になるため、起きる可能性が高くなってしまいます。
しかし、メタルタトゥーが出来たからと言って体に害はありません。気にならない方もいらっしゃると思いますが、前歯などは他人からもよく見える場所ですし、見た目を気にされる方も多いので、歯も歯茎も綺麗に見せたい!!そんな方は、セラミックを入れることがいいかもしれません!
銀歯を白くしてみたい、前歯の被せ物をきれいなものにしたい、そんな時は一度定期健診にいらして、お口の中のクリーニングと一緒に、相談してみるもの良いと思います!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は指しゃぶりについて少しお話しようと思います!
お子さんがいらっしゃる方で気になることの一つである「指しゃぶり」ですが、なぜ長期間にわたってやってはいけないでしょうか?
指しゃぶりは、指を上の前歯にあて、舌で吸い上げるように行っています。従って、上の前歯にだけ上へ上へ押し上げる力が働き、歯並びに影響がではじめ、いわゆる出っ歯や奥歯は噛めるのに、前歯は噛めていない「開咬」という噛み合わせになってしまいます。
では、今すぐにやめせるべきなのか!というところですが、そうではありません。
指しゃぶりを行う原因として、手持ち無沙汰になっている時間や心細い時など気持ちの面が問題になっている場合と様々です。例えば、寝る時に指しゃぶりをしていれば、寝る時間がその子にとってはさみしい時間なのかもしれません。幼稚園でしている場合は、なかなかすぐに馴染めず、心細いのかもしれません。
大体の子供は、幼稚園や小学校に通いだすと、指しゃぶりより遊ぶ方が楽しかったり、他の子がやっていないことに気づき自然にやめることが多いです。
「指しゃぶりは減ったけど、お家ではしている・・」そんな時は、いつ指しゃぶりをしているかをまずは見てあげてください。
寝ている時にしているならば、眠りにつくまで、手を握ってあげてください。日中ふと気が付くとやっている時は、なぜやってはいけないのかをしっかり説明してあげましょう。今は指にキャップのような物をはめて、口に入れると苦いため、指しゃぶりをやめるというグッズなどが売られていますが、無理やり辞めさせると、精神的なストレスになってしまうこともあります。
4歳くらいの年齢になれば、話の内容は理解できます。「指しゃぶりをすると歯がガタガタになって、きれいに歯が生えてこないよ?」「手のひらにはたくさんバイ菌がついているから、口にいれると体の中にばい菌が入って風邪をひいてしまうよ?」とどうしてやってはいけないのかを面と向かってしっかりと会話をしましょう。1回だけではなかなかやめられません。大人も同じですが、無意識に習慣になってしまっていることを1回注意したから治せる人は少ないと思います。ですので、何度も、しっかりと怒鳴らずに、会話をしてあげてください!
指しゃぶりはほとんどが時間が解決してくれます。大きく考えすぎて、親御さんがストレスになってしまわないように、楽に考えましょう!どうしても気になる時は、一度歯医者で相談し、話を聞いてもらうこともいいかもしれません!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は赤ちゃん時代の口腔内についてお話しようとおもいます!
みなさん、虫歯菌や歯周病菌は赤ちゃんのころからお口の中にあると思いますか?
答えは・・・・「No」です
赤ちゃんの口腔内には生後1週間で自然発生する共生菌(善玉菌)が存在します!しかし、成人へと近づいていくとなぜかこの共生菌(善玉菌)は減ってしまうのです。
いったいなぜでしょうか?
それは、「グラム陰性菌」という虫歯や歯周病の原因となる菌が優位に立ってしまうからです。では、その「グラム陰性菌」はどこからやってくるでしょうか?
実は、50%がお母さんからもらっていると言われています。残りは、お父さんだったり、おじいちゃんおばあちゃんだったり、赤ちゃんと関わる時間が長く、親密な人であるほど、その人からもらっているのです。
歯が生えていない時は菌が定着する場所がないので、虫歯菌はいません。ですが、歯の本数が増えてくる1歳7か月~2歳7か月の頃が最も菌をもらいやすい時期になります。
では何で菌をもらってしまうのかということですが、赤ちゃんの口にキスをしたり、同じスプーンで食事をしたり、口移しで食べさせたり、が主な原因とされています。
ですので、赤ちゃんを虫歯ができやすい子にさせたくない!という人は同じスプーンではなく、しっかりお母さんのスプーン、子供のスプーンとわけて使ってあげるといいと思います。
ただし、そこまで神経質になることはありません。「虫歯は遺伝なのか?」とよく聞かれますが、遺伝とは違います。今までの話からお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、「お母さんやお父さんの口の中がきれいであれば子供にも影響しない」ということです。両親がしっかり定期健診にも通い、クリーニングをして、家でもしっかり歯磨きをしてきれいに保っていれば子供に悪い菌が移ることはないのです。そこを怠るとお口の中の菌は増え、子供にもその菌が移ってしまうのです。
「痛くないと歯医者にいかない」という人が多いですが、定期健診は、自分のお口の中を守るのと同時に、子供のお口の中も守ることもできるのです。
ですから、子供だけ定期健診に行っても、両親が定期健診に行かなければ、家族間で虫歯菌を移してしまうこともあるのです。「定期健診行っているのにうちの子はなんで虫歯になりやすいの?」と疑問に思っている親御さんがいれば、まずは自分も定期健診に通い、お口の中をきれいにしてみてください。さらに、食生活も見直してみてください。不規則になっていないか、甘いものを与えすぎていないか、ジュースばかり飲んでいないかなど、むし歯は何かが原因になってできるのもです。フッ素を塗っていれば虫歯にならないという考え方はやめましょう!
ぜひ、親子で定期健診に通って、家族全員で虫歯予防・歯周病予防をしていきましょう!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は歯ブラシの硬さや強さについて簡単にお話しようと思います!
ここで先に言っておきたいことは「1日の汚れはその日の夜にしっかり磨けば、やわらかめで十分きれいになる」ということです。夜しっかり磨けば、まだそれほど硬くなっていない汚れはやわらかめでしっかり落とすことができます。反対に言うと、朝・昼・夜すべて適当に磨いて磨き残しが残ったままになると、汚れが硬くなってしまいます。こうなると、「やわらかめ」ではなかなか落としにくくなるのです。
「歯茎を無駄に傷つけて歯茎が下がる」「磨きすぎて歯の質が薄くなる」これらのことを考えると、私たちは「やわらかめ」~「ふつう」をおすすめしたいと思います。
「やわらかめ」~「ふつう」でなおかつ毛先が細いものがいいです。理由は毛先が歯の間や、歯茎の際にしっかり入り込むため、よりきれいなブラッシングができます。
「硬め」が決してダメというわけではありませんが、「硬め」を使っている人は「これで強く磨くと、気持ちがいい、磨けている感じがする」とおっしゃる人がいます。そういう方は大抵、歯ブラシが強すぎて歯茎が下がっていたり、知覚過敏を起こしやすくなっているパターンが多いです。
ここでもう一つお伝えしたいのは「歯ブラシの強さ」です。「硬め」を使っているのに、歯ブラシの毛がが数週間で広がってしまう人はかなり力が強すぎます。ベストな強さは「爪を押したときに少し爪が白くなるくらい」の強さです。一般的な歯ブラシは1カ月は持つと言われていますので、それよりも短い期間で広がってしまう人は強いと思ってください。
どの硬さや強さでも共通して言えることは、「歯ブラシが正しく歯にあたっているか」ということです。「硬さ」や「強さ」にこだわったのに、歯ブラシの当て方が間違っていれば元も子もありません。正しいブラッシングをすることは、歯を長持ちさせるためのもっとも簡単で身近な方法です!「自分はあっているのかな?」と疑問に思った時は、定期健診に来て、聞いてみてください♪
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は、銀歯や白い詰め物をした後の定期健診とホームケアの大切さについてお話します!
患者さんからこんなことを言われる時があります。
「銀歯したのにどうしてまた虫歯になるの?」「白く詰めてもらったところが色が変わるのはどうして?」
治してもらったのにどうしてまた虫歯に!?白い詰め物が黄色っぽく色が変わってきた!?そんな風に思う方がいるかもしれません。では、なぜ治したのにまた同じ場所が虫歯になるのでしょうか?
理由は、銀歯や白い詰め物は永久的なものではないからです!
お口の中は「無菌」の状態ではないですよね?良い菌も悪い菌も小さな隙間を好んで動いています。銀歯は天然歯と比べるとそもそもプラークが付きやすく、より丁寧なケアが必要です。「銀歯にしたから大丈夫!」ではなく、「銀歯にしたからこそより一層丁寧に歯みがきをする」が正しいです。
さらに、歯茎は年々下がっていくものですので、銀歯を入れた当初はピッタリでも、歯茎が下がると銀歯と歯茎の間に隙間が出来てしまいます。そこから細菌が銀歯の中へ侵入し虫歯を作るのです。
白い詰め物も一緒です。わかりやすく例えるならば「まな板」と同じです。「まな板」も使えば使うほど細かな傷がつき、その傷に細菌が繁殖して色が黄色っぽくなりますよね?白い詰め物も結局はプラスチックのような素材ですので、長く使えば使うほど、お茶の色を吸収しますし、面が荒くなります。
また、虫歯になるということは、そこがうまく磨けていないということにもなります。人それぞれ磨き方に癖があり、磨けているところ磨けていないところがあります。せっかく治療をしたのに、磨き方が今まで通りではまた同じ場所に汚れがたまるのは当然なのです。
以上のことから、いかに治療後にきれいな状態を保ち、歯の寿命を長くするかがとても大切です!定期健診が重要なのは、歯ブラシでは取り切れない細かな汚れを定期的に除去することでより長く保たせる意味もあります!
ですので、「治療したから終わり」という考え方ではなく、「治療後も定期健診できれいにして歯を長持ちさせる」と考えていただけると嬉しいです!!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きそうですが、みなさん体調にはお気を付けください!
今日は、「妊娠性歯肉炎」について少し詳しくお話しようとおもいます。
「妊娠性歯肉炎」は文字通り、妊娠中に女性ホルモンバランスが崩れ、清潔にしていても歯茎が腫れてしまいます。まれに「妊娠性エプーリス」という歯茎にポコッと腫瘍のようなできものができます。これは良性の物がほとんどですし、出産と共に消えていくことが多いです。ですが、それくらいホルモンバランスの崩れは歯茎に大きな影響を起こすのです。つわりの時期は特に、歯ブラシがまともに出来ない人も多いです。だからといって何もケアしないのは今後生まれてくる赤ちゃんにも影響を及ぼします。
妊婦さんの口腔内が重度の歯肉炎や歯周病だった場合、「低体重児早産」を引き起こすリスクが上がります。理由は歯茎は血管がたくさん通っているので、口腔内状況が悪いと細菌が血管を通って全身に回るため、全身の健康に害が出ることがあります。
つわりがひどくて口腔ケアができない場合は、1日のうちでつわりが落ち着いている時間に昼夜問わず、歯ブラシをできる範囲でしましょう。全部一気にやろうとせずに、数回に分けて行うのも効果的です。また、口腔ケア用の乳酸菌タブレットがあります。これは妊娠中も安心して使用することができ、殺菌剤は不使用ですが、乳酸菌の働きで、歯周病菌や虫歯菌を抑制し、良い菌のみ残す効果があります。歯ブラシができないときは代わりにタブレットを舐めてください。噛まずに口でゆっくり溶かすようにしてください。
他にも、リステリンなどの洗口液ですすいだり、少し顔を下向きにして歯ブラシを行うなど、つわりがひどくても工夫をすることで口腔ケアはできます。
子供はお母さんから口腔内の細菌をもらうことがほとんどです。従って、口腔ケアを怠り虫歯や歯肉炎になりやすいままだと、生まれてくる子供にそのまま細菌が移ってしまいますので、妊娠時から口腔ケアをしっかりと行いましょう!
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皆さんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は唾液の力についてお話しようと思います。
皆さんは唾液にどんな作用があるかご存じでしょうか?
パッと想像しやすいのは、「ご飯をかみ砕いたり、飲み込みやすくするため」だと思います。唾液がすくなければ、歯にくっついたり、飲み込みずらかったりしますよね?さらによく噛んで食べて、唾液を出すことで、「自浄作用(歯や歯の間の汚れを洗い流す」も発揮されます!また、デンプンを分解し消化しやすくする「消化作用」もあるので、食事をするうえで唾液はとても重要な役割をしています!
また、口腔粘膜に傷がある場合は「粘膜修復作用」もあります!口の中は特殊な環境なので、普通の皮膚よりも早く傷が治ります!」
お口の中は「糖」が入ると、中性から酸性に変化します。酸性になると歯が弱くなりやすく、虫歯のリスクが上がります。酸性になったお口の中を元の中性の状態に戻す「ph緩衝作用」も唾液には含まれています。
そして、「抗菌作用」があるため、細菌の増殖を防いでくれます!そのため、唾液が出にくく、少ないと細菌が繁殖しやすく、虫歯のリスクも上がってしまいます。特に、高齢になればなるほど唾液が出にくくなり、さらに歯茎も下がって根元が露出していると、根元の虫歯「根面う蝕」に非常になりやすくなります。もちろん、高齢だけではなく、ストレスや喫煙、薬の副作用、糖尿病なども原因として挙げられています。
今日は生活していくうえで特に大切な唾液の作用についてお話させていただきました。他にも作用がありますので、次の機会にお話しさせていただきます!
まずは、唾液をしっかり出すために、「キシリトールガム」を噛んでみたり、水分補給をしたり、お口が潤う歯磨き粉も今はありますので、そういったもので補助していく必要があります!
唾液は大まかにいうと「お口の中をきれいに保つ」「食事がおいしく、食べやすくする」この2つにとってとても重要なことなのです!「唾液が出にくいけどどうしていいかわからない」そんなときは定期健診に行って相談してみることもいいかもしれません!!
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皆さんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
さて、今回は「知覚過敏」についてお話しようと思います!
「知覚過敏」とは、皆さん耳にしたことがあると思いますが、冷たいものを食べると歯がキーンとしみたり、ひどくなると、常温のお水でもしみたりしてしまう症状です。虫歯の痛みとは違って、その瞬間は痛みが走りますが、10秒程ですぐに痛みが落ち着くものが知覚過敏です。
原因は、食いしばり、歯ぎしり、歯ブラシ圧が強くて歯や歯茎を傷つけている、年齢による歯肉の退縮などがあげられます。
歯は、1層目「エナメル質」と2層目「象牙質」の2層構造になっています。上記などが原因となり、2層目の象牙質が露出することで知覚過敏が起こりやすくなります。象牙質には、”象牙細管”という目には見えない細い管が通っています。その管を通じて内部の神経(歯髄)に伝わり、神経が刺激されて知覚過敏が起こります。
症状をよくするためには、露出してしまった象牙細管を塞ぐ必要があります。歯の根元が大きく露出してしまっていて、症状がひどい場合はその部分を接着剤などを使ってコーティングしていきます。
まだ、症状が軽い方は、知覚過敏に効く歯磨き粉を使用しましょう。知覚過敏に効く歯磨き粉の成分は「乳酸アルミニウム」と「硝酸カリウム」です。この2つの成分は象牙細管に蓋をしてくれるので神経に刺激が伝わりにくくなります。一番有名な知覚過敏用歯磨き粉は、おそらく「シュミテクト」です。
今使用しているものにもこの2つの成分どちらが入っていれば、効果が期待できるかと思います。ただし、即効性があるわけではありませんので、毎日継続して使用することで効果が得られます。一番症状が強い部分から磨きはじめ、出来るだけ長く歯磨き粉の成分を歯に浸透させてください。一番いい方法は、磨いた後2分程そのままの状態にし、2分経ったらうがいをするようにしてください!しっかり成分が歯に届くようにするための方法です!
歯磨き粉に関しては効きやすい、効きにくいと個人差がありますので、歯磨き粉を使用しても症状が治まらない場合は、歯科へ行き、コーティングをしてもらうといいと思います!
また、根本的に自分は歯ぎしりや食いしばり、歯ブラシが強すぎるなど、何が原因で知覚過敏が起こっているのかを知るために歯科へ足を運び、生活習慣を変えることも大切かと思います!