みなさん、こんにちは。
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
当院では現在コロナウイルスの影響により、現状予約の患者様の治療を優先させて頂いております。
緊急性のない治療に関しましては、予約を先延ばしにさせて頂いております。
ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。
名古屋市 瑞穂区 オオヤ歯科医院のスタッフブログ
by oya-dental
みなさん、こんにちは。
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
当院では現在コロナウイルスの影響により、現状予約の患者様の治療を優先させて頂いております。
緊急性のない治療に関しましては、予約を先延ばしにさせて頂いております。
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
寒い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は、金属アレルギーについて少しだけお話しようと思います!
実は4人に1人は金属アレルギーだと言われています。特にニッケルに関しては3人に1人ともいわれているんです!ではなぜ、症状として出てこないのでしょうか?
簡単な仕組みを説明するために、人の体を、コップだと思ってください。
コップに水を入れていきます。ある程度は水をためることができますが、コップの容量以上に水を入れ続けていくと、水はどんどんあふれてきますよね?
人の体もコップと同じなのです。体内に一定量の金属イオンがたまっても、症状としても何も起こりません。しかし、金属イオンの量が体内の一定量を超えてしまうと、体に症状として表れてしまいます。
特に女性は、アクセサリーを身に着けることが多いため、男性より金属アレルギーになる確率が高いと言われています。
当医院でも、銀歯からセラミックに変えたところ、手荒れが改善された方もいらっしゃいます。
ちなみに、金(ゴールド)は金属イオンが発生しにくいため、アレルギーは起こらないと言われています。
歯の被せ物を決める時、人の価値観はそれぞれですので、銀歯か白いセラミックか、見た目を重視する方もいれば、保険内でやるのか、保険外でやるのか、金額を重視する方もいらっしゃいます。
金属アレルギーについて、すごく過敏になる必要はないかもしれませんが、歯の被せ物を選択するのは、患者さん自身ですので、金属アレルギーについて知る権利はあるかと思います。
「今、口の中にたくさん銀歯があるから金属アレルギーになるのでは!?」と不安になる方がもしいらしたら、今以上に銀歯を増やさなければ問題ありません。多少銀歯を減らすことは有りですが、すべてをやり替える必要はないと思います!
今回は金属アレルギーが歯科とどんな関わりがあるかを簡単に説明させていただきました!もし銀歯を入れないといけなくなった時に、こんな話があったなと、少しでも思いだしていただき、最適な選択の手助けになれたらと思います!
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皆さんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は歯磨き粉の選び方についてお話していこうと思います。
以前にも簡単にお話したかもしれませんが、今日はより詳しくお話しようと思います!
今、スーパーやドラックストア、ネットでもたくさんの種類が購入できます。いったいどれがいいのか、どれが自分に合っているのか、何を基準に買った方がいいのか、人それぞれだと思います。
金額が安いから、歯周病予防と書いてあるから、全部に効果がありそうだから、購入する理由は様々です。それぞれにいいところがありますので、簡単ではありますが、お話いたします。
まず、「歯周病予防ケア」と書かれている物です。基本的に、「歯周病予防」と全面に押している物には、歯茎の炎症を抑える成分や、出血を抑える成分が含まれています。ですので、虫歯予防の効果がある、「フッ素」は成分に含まれていない場合があります。「歯周病予防ケア」はあくまで、歯周病になる前に使用することで効果が発揮されます。ですので、すでに歯周病になってしまっている場合は、歯科へ受診して、専門的な処置を受ける必要があります。
次に「虫歯予防ケア」と書かれている物です。基本的にはフッ素が高濃度配合されている物が多いです。フッ素の効果は、虫歯になりそうな歯や初期の虫歯の段階であれば、進行を遅くすることができます。虫歯がかなり進行していたり、虫歯によって空いてしまった穴は、治療をするしかありません。
他にも、研磨剤が多く入っている「ステイン除去」タイプのものがあります。これは、たばこやお茶、コーヒーなどによってついてしまった表面の着色を落とす効果があります。決してホワイトニングのように、歯自体の色が白くなるわけではありません。色素沈着してしまったものは落とせません。
逆に研磨剤が入っていない、ジェルタイプの歯磨き粉もあります。ジェルタイプは、歯に密着しやすく、長く歯にとどまってくれますので、歯磨き粉の成分がより効果を発揮します。しかし、研磨剤が入っていない分、汚れを落とすことが普通のものと比べると苦手です。正しいブラッシングを行っていない人が、ジェルタイプを使用しても、汚れを落とせていなければ、ただ歯磨き粉が汚れの上に乗るだけで、歯や歯茎に直接効果はありません。ですので、ジェルタイプを使用していたり、これから使用したい方は、まずは自分の歯ブラシの方法があっているかどうか、聞いてみるのもいいかもしれません。
歯磨き粉は使う人によっては効果が大きく出ることもあります。しかし、本当は歯周病になりやすいのに、虫歯予防の歯磨き粉を使っていたり、逆に、虫歯になりやすいのに歯周病予防の歯磨き粉を使っていたりと、口腔内にあっていない場合もあります。自分はどちらになりやすいのか、しっかりと歯科へ受診をして把握しておくことも、今後の予防になりますので、ぜひ定期健診に来てみてください!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は指しゃぶりについて少しお話しようと思います!
お子さんがいらっしゃる方で気になることの一つである「指しゃぶり」ですが、なぜ長期間にわたってやってはいけないでしょうか?
指しゃぶりは、指を上の前歯にあて、舌で吸い上げるように行っています。従って、上の前歯にだけ上へ上へ押し上げる力が働き、歯並びに影響がではじめ、いわゆる出っ歯や奥歯は噛めるのに、前歯は噛めていない「開咬」という噛み合わせになってしまいます。
では、今すぐにやめせるべきなのか!というところですが、そうではありません。
指しゃぶりを行う原因として、手持ち無沙汰になっている時間や心細い時など気持ちの面が問題になっている場合と様々です。例えば、寝る時に指しゃぶりをしていれば、寝る時間がその子にとってはさみしい時間なのかもしれません。幼稚園でしている場合は、なかなかすぐに馴染めず、心細いのかもしれません。
大体の子供は、幼稚園や小学校に通いだすと、指しゃぶりより遊ぶ方が楽しかったり、他の子がやっていないことに気づき自然にやめることが多いです。
「指しゃぶりは減ったけど、お家ではしている・・」そんな時は、いつ指しゃぶりをしているかをまずは見てあげてください。
寝ている時にしているならば、眠りにつくまで、手を握ってあげてください。日中ふと気が付くとやっている時は、なぜやってはいけないのかをしっかり説明してあげましょう。今は指にキャップのような物をはめて、口に入れると苦いため、指しゃぶりをやめるというグッズなどが売られていますが、無理やり辞めさせると、精神的なストレスになってしまうこともあります。
4歳くらいの年齢になれば、話の内容は理解できます。「指しゃぶりをすると歯がガタガタになって、きれいに歯が生えてこないよ?」「手のひらにはたくさんバイ菌がついているから、口にいれると体の中にばい菌が入って風邪をひいてしまうよ?」とどうしてやってはいけないのかを面と向かってしっかりと会話をしましょう。1回だけではなかなかやめられません。大人も同じですが、無意識に習慣になってしまっていることを1回注意したから治せる人は少ないと思います。ですので、何度も、しっかりと怒鳴らずに、会話をしてあげてください!
指しゃぶりはほとんどが時間が解決してくれます。大きく考えすぎて、親御さんがストレスになってしまわないように、楽に考えましょう!どうしても気になる時は、一度歯医者で相談し、話を聞いてもらうこともいいかもしれません!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
今日は赤ちゃん時代の口腔内についてお話しようとおもいます!
みなさん、虫歯菌や歯周病菌は赤ちゃんのころからお口の中にあると思いますか?
答えは・・・・「No」です
赤ちゃんの口腔内には生後1週間で自然発生する共生菌(善玉菌)が存在します!しかし、成人へと近づいていくとなぜかこの共生菌(善玉菌)は減ってしまうのです。
いったいなぜでしょうか?
それは、「グラム陰性菌」という虫歯や歯周病の原因となる菌が優位に立ってしまうからです。では、その「グラム陰性菌」はどこからやってくるでしょうか?
実は、50%がお母さんからもらっていると言われています。残りは、お父さんだったり、おじいちゃんおばあちゃんだったり、赤ちゃんと関わる時間が長く、親密な人であるほど、その人からもらっているのです。
歯が生えていない時は菌が定着する場所がないので、虫歯菌はいません。ですが、歯の本数が増えてくる1歳7か月~2歳7か月の頃が最も菌をもらいやすい時期になります。
では何で菌をもらってしまうのかということですが、赤ちゃんの口にキスをしたり、同じスプーンで食事をしたり、口移しで食べさせたり、が主な原因とされています。
ですので、赤ちゃんを虫歯ができやすい子にさせたくない!という人は同じスプーンではなく、しっかりお母さんのスプーン、子供のスプーンとわけて使ってあげるといいと思います。
ただし、そこまで神経質になることはありません。「虫歯は遺伝なのか?」とよく聞かれますが、遺伝とは違います。今までの話からお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、「お母さんやお父さんの口の中がきれいであれば子供にも影響しない」ということです。両親がしっかり定期健診にも通い、クリーニングをして、家でもしっかり歯磨きをしてきれいに保っていれば子供に悪い菌が移ることはないのです。そこを怠るとお口の中の菌は増え、子供にもその菌が移ってしまうのです。
「痛くないと歯医者にいかない」という人が多いですが、定期健診は、自分のお口の中を守るのと同時に、子供のお口の中も守ることもできるのです。
ですから、子供だけ定期健診に行っても、両親が定期健診に行かなければ、家族間で虫歯菌を移してしまうこともあるのです。「定期健診行っているのにうちの子はなんで虫歯になりやすいの?」と疑問に思っている親御さんがいれば、まずは自分も定期健診に通い、お口の中をきれいにしてみてください。さらに、食生活も見直してみてください。不規則になっていないか、甘いものを与えすぎていないか、ジュースばかり飲んでいないかなど、むし歯は何かが原因になってできるのもです。フッ素を塗っていれば虫歯にならないという考え方はやめましょう!
ぜひ、親子で定期健診に通って、家族全員で虫歯予防・歯周病予防をしていきましょう!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は歯ブラシの硬さや強さについて簡単にお話しようと思います!
ここで先に言っておきたいことは「1日の汚れはその日の夜にしっかり磨けば、やわらかめで十分きれいになる」ということです。夜しっかり磨けば、まだそれほど硬くなっていない汚れはやわらかめでしっかり落とすことができます。反対に言うと、朝・昼・夜すべて適当に磨いて磨き残しが残ったままになると、汚れが硬くなってしまいます。こうなると、「やわらかめ」ではなかなか落としにくくなるのです。
「歯茎を無駄に傷つけて歯茎が下がる」「磨きすぎて歯の質が薄くなる」これらのことを考えると、私たちは「やわらかめ」~「ふつう」をおすすめしたいと思います。
「やわらかめ」~「ふつう」でなおかつ毛先が細いものがいいです。理由は毛先が歯の間や、歯茎の際にしっかり入り込むため、よりきれいなブラッシングができます。
「硬め」が決してダメというわけではありませんが、「硬め」を使っている人は「これで強く磨くと、気持ちがいい、磨けている感じがする」とおっしゃる人がいます。そういう方は大抵、歯ブラシが強すぎて歯茎が下がっていたり、知覚過敏を起こしやすくなっているパターンが多いです。
ここでもう一つお伝えしたいのは「歯ブラシの強さ」です。「硬め」を使っているのに、歯ブラシの毛がが数週間で広がってしまう人はかなり力が強すぎます。ベストな強さは「爪を押したときに少し爪が白くなるくらい」の強さです。一般的な歯ブラシは1カ月は持つと言われていますので、それよりも短い期間で広がってしまう人は強いと思ってください。
どの硬さや強さでも共通して言えることは、「歯ブラシが正しく歯にあたっているか」ということです。「硬さ」や「強さ」にこだわったのに、歯ブラシの当て方が間違っていれば元も子もありません。正しいブラッシングをすることは、歯を長持ちさせるためのもっとも簡単で身近な方法です!「自分はあっているのかな?」と疑問に思った時は、定期健診に来て、聞いてみてください♪
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は、銀歯や白い詰め物をした後の定期健診とホームケアの大切さについてお話します!
患者さんからこんなことを言われる時があります。
「銀歯したのにどうしてまた虫歯になるの?」「白く詰めてもらったところが色が変わるのはどうして?」
治してもらったのにどうしてまた虫歯に!?白い詰め物が黄色っぽく色が変わってきた!?そんな風に思う方がいるかもしれません。では、なぜ治したのにまた同じ場所が虫歯になるのでしょうか?
理由は、銀歯や白い詰め物は永久的なものではないからです!
お口の中は「無菌」の状態ではないですよね?良い菌も悪い菌も小さな隙間を好んで動いています。銀歯は天然歯と比べるとそもそもプラークが付きやすく、より丁寧なケアが必要です。「銀歯にしたから大丈夫!」ではなく、「銀歯にしたからこそより一層丁寧に歯みがきをする」が正しいです。
さらに、歯茎は年々下がっていくものですので、銀歯を入れた当初はピッタリでも、歯茎が下がると銀歯と歯茎の間に隙間が出来てしまいます。そこから細菌が銀歯の中へ侵入し虫歯を作るのです。
白い詰め物も一緒です。わかりやすく例えるならば「まな板」と同じです。「まな板」も使えば使うほど細かな傷がつき、その傷に細菌が繁殖して色が黄色っぽくなりますよね?白い詰め物も結局はプラスチックのような素材ですので、長く使えば使うほど、お茶の色を吸収しますし、面が荒くなります。
また、虫歯になるということは、そこがうまく磨けていないということにもなります。人それぞれ磨き方に癖があり、磨けているところ磨けていないところがあります。せっかく治療をしたのに、磨き方が今まで通りではまた同じ場所に汚れがたまるのは当然なのです。
以上のことから、いかに治療後にきれいな状態を保ち、歯の寿命を長くするかがとても大切です!定期健診が重要なのは、歯ブラシでは取り切れない細かな汚れを定期的に除去することでより長く保たせる意味もあります!
ですので、「治療したから終わり」という考え方ではなく、「治療後も定期健診できれいにして歯を長持ちさせる」と考えていただけると嬉しいです!!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
今日は間食をするときに、虫歯になりやすい食べ物、ないにくい食べ物があるので、お話しようと思います。
単純ですが虫歯になりやすい食べ物はもちろん「砂糖が含まれている物」です。
①「口の中に長く入っているもの」
キャラメル、チューイングガム、あめ玉、ソフトキャンディは、長く口の中に入っていますよね?長く入っているということは、その間はお口の中が「酸性」になっているため、歯を溶かします。上記のものを毎日食べている方は、かなりむし歯リスクが高いといえます。ガムは「キシリトールガム」であれば、何も問題はなく、むしろ歯を強くし、虫歯予防に非常に効果があります!
②「歯の間や歯の溝に残りやすいもの」
チョコレート、クッキー、あんこ、ケーキ、ドーナツなどです。これらは、奥歯の溝に非常に入りやすいため、溝に入っている間は先ほどと同じくお口の中は「酸性」になっているため、むし歯リスクは上がります。
③「砂糖は多く入っているが短時間で食べられて、口に残りにくいもの」
プリンやゼリー、ヨーグルト、シャーベット(アイスキャンディ)などは砂糖は多いですが、するっと食べることができ、また歯の溝に挟まりにくいので間食としていいものになります。これは、あくまで「口に残りにくい」というだけで、砂糖は含まれてますので、食べすぎは良くないです。
④「自然の糖分が含まれている物」
とうもろこし、ナッツ、おせんべい、サツマイモ、フルーツ、おにぎりなどがあります。素材そのものの糖分はお口の中が「酸性」傾きにくいです。ただし、だらだら時間をかけて食べるのは良くありません。
間食するものによっても虫歯のリスクはかなり変わります。「今日はケーキを食べたから明日はおせんべいにしよう」など、食べるものが「むし歯になりやすいもの」に偏らないようにしてください。
飲み物も、お茶とケーキ、ジュースとおせんべいなど砂糖が含まれている物を飲むなら、お菓子は砂糖が多く含まれていないものにするなど、工夫が必要です。
また、小さいお子様で、哺乳瓶にジュースやスポーツ飲料を飲ませている方は要注意です!!上の前歯の歯と歯の間が非常に虫歯になりやすいです。できれば哺乳瓶で飲ませるのは、ミルク、お茶、お水だけにしてください!
食生活も歯科に大きく影響しますので、口腔ケアと合わせて、間食の取り方に気を付けてみてください!
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みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きそうですが、みなさん体調にはお気を付けください!
今日は、「妊娠性歯肉炎」について少し詳しくお話しようとおもいます。
「妊娠性歯肉炎」は文字通り、妊娠中に女性ホルモンバランスが崩れ、清潔にしていても歯茎が腫れてしまいます。まれに「妊娠性エプーリス」という歯茎にポコッと腫瘍のようなできものができます。これは良性の物がほとんどですし、出産と共に消えていくことが多いです。ですが、それくらいホルモンバランスの崩れは歯茎に大きな影響を起こすのです。つわりの時期は特に、歯ブラシがまともに出来ない人も多いです。だからといって何もケアしないのは今後生まれてくる赤ちゃんにも影響を及ぼします。
妊婦さんの口腔内が重度の歯肉炎や歯周病だった場合、「低体重児早産」を引き起こすリスクが上がります。理由は歯茎は血管がたくさん通っているので、口腔内状況が悪いと細菌が血管を通って全身に回るため、全身の健康に害が出ることがあります。
つわりがひどくて口腔ケアができない場合は、1日のうちでつわりが落ち着いている時間に昼夜問わず、歯ブラシをできる範囲でしましょう。全部一気にやろうとせずに、数回に分けて行うのも効果的です。また、口腔ケア用の乳酸菌タブレットがあります。これは妊娠中も安心して使用することができ、殺菌剤は不使用ですが、乳酸菌の働きで、歯周病菌や虫歯菌を抑制し、良い菌のみ残す効果があります。歯ブラシができないときは代わりにタブレットを舐めてください。噛まずに口でゆっくり溶かすようにしてください。
他にも、リステリンなどの洗口液ですすいだり、少し顔を下向きにして歯ブラシを行うなど、つわりがひどくても工夫をすることで口腔ケアはできます。
子供はお母さんから口腔内の細菌をもらうことがほとんどです。従って、口腔ケアを怠り虫歯や歯肉炎になりやすいままだと、生まれてくる子供にそのまま細菌が移ってしまいますので、妊娠時から口腔ケアをしっかりと行いましょう!
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皆さん、こんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
梅雨の晴れ間にのぞく青空が新鮮で、梅雨明けが待ち遠しいですね。
今日は“キシリトール”について、お話ししたいと思います。
キシリトールとは、砂糖に近い甘さを持つ天然の甘味料です。
白樺やトウモロコシの芯からとれる、キシランを原料として作られる糖アルコールになります。
糖アルコールは砂糖とは異なり、虫歯の原因とはなりません。
では、キシリトールの効果はどんなものがあるでしょう?
1.虫歯や歯周病の素の、歯垢(プラーク)を減少させる。
細菌の塊・歯垢のネバネバが作られなくなるため、歯垢が減少してその中に隠れていた 虫歯菌が減ります。
虫歯菌が、歯を溶かす酸を作ろうとしても阻止します。
2.唾液の分泌を促し、歯の再石灰化(歯の修復)を促進させる。
キシリトールガムの場合噛むことで唾液が分泌され、唾液に含まれるカルシウムやリン酸が歯の再石灰化を促進させます。
3.糖尿病の人でも大丈夫。
購入時の注意点としては、必ず成分表の糖類が0gのものを選んで下さい。
また、あくまでも歯ブラシのサポートです。キシリトールを口にしていれば、虫歯や歯周病にならない訳ではないので日ごろのセルフケアはしっかり行って下さい。
当院では、歯科医院専売品のキシリトールガムを販売しております。
市販のものはキシリトール配合率が30~70%程度ですが、歯科医院専売品はキシリトール配合率が100%で、もちろん糖類0g(シュガーレス)です。
ぜひ、予防の一環としてキシリトールを取り入れてみて下さい。