こんにちは(^-^)
瑞穂区弥富通りのオオヤ歯科医院です。
梅雨入りし、毎日ジメジメしていますがいかがお過ごしでしょうか。
足元が悪いので、来院の際はお気をつけください!
今日は大人の方へのフッ素についてと、フッ素をできるだけ多く残すためのお話をします。
フッ素にはむし歯菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化してむし歯になりにくくする働きがあります。
その為、特にむし歯になりやすい「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」を持つお子さんに、フッ素を塗布している歯科医院が多くあります。
しかし、実は大人にもフッ素は重要!
大人になると、不規則な生活や、治療したところが2回目、3回目のむし歯になりやすく、むし歯のリスクが上がります。
また年齢を重ねると、歯周病により歯茎が下がってしまい、表面が弱い部分が露出し、むし歯になりやすくなります。
以上の理由から、フッ素は大人にも大切なケア方法です。
歯科医院でのフッ素塗布と、家でのケアでフッ素を取り入れていきましょう!
家での使い方についてお話します。
フッ素にはむし歯を予防する効果があるため、市販の歯磨剤の約9割には、フッ素が配合されています。
フッ素を長く留めることが大切
フッ素は歯磨きをしたあとも歯や粘膜などに残り、少しずつ唾液と混ざり合って口の中で効果を発揮します。そのため、フッ素は長く口の中に留めることが大切です。
フッ素を残すための工夫
普段の歯磨きにおいて少しの工夫をすることで、フッ素を口の中に長く留めることができます。
- ①すすぎは少ない水で1回
- 歯磨剤を吐き出したあと何度うがいをしてしまうと、口の中に残るフッ素の量が少なくなります。
- 歯磨き後は5~15mlの少ない水で5秒間程度1回だけすすぐことをおすすめします。また歯磨き後は1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です。
- ②むし歯になりやすい就寝前の使用がおすすめ
- 寝ている間は唾液の分泌がすくなくなり、口の中の自浄作用が低下するため、細菌が繁殖しやすい状態になります。寝る前の歯磨きはフッ素配合の歯磨剤でしっかり行い、むし歯予防を心がけましょう。
気になることありましたら、スタッフにお気軽にお声かけくださいm(_ _)m